子育て

自転車に乗り始めた子どもがいる戸建てにサイクルポートが必要な3つの理由【実体験】

子どもが自転車に乗るようになったけど、置き場所はどうしよう?家の前に置いておくのはちょっと違うような‥。

戸建てを建てるとき、多くの人はカーポートや庭に注意をはらいますが、案外忘れがちなのが自転車置き場なんです。

案の定、私も戸建てを建てるときに、自転車のことをすっかり忘れてて、いざ子どもが自転車に乗るときになってから焦って経験があります。

そんな経験から、これから子どもが自転車に乗るのに、自転車置き場=サイクルポートがない人向けの記事を書いてみました。

サイクルポートが子どもが自転車を乗り始めた子育て世帯の戸建てに必要な理由

まず結論ですが、戸建てにはサイクルポートは必ず必要です。

えっ、何で?最悪無くてもいいんじゃないの?

いきなり結論で申し訳ないですが、私も最初は「サイクルポートなんていーらね」って考えてました。

「自転車なんて庭があったら適当に置いて置けばいいじゃん。それか、カーポートに余裕があったらそこに置いておけば大丈夫だよね。」

私の妻も同じ考えだったので、最初はサイクルポートを購入するつもりはサラサラありませんでした。

しかし、自転車店を経営する友人とたまたま話をする機会があったときに、一応相談したら次のように諭されました。

「マサ、サイクルポートは子どもと自転車を守るためには絶対に必要なアイテムだよ。

サイクルポートが必要な3つの理由

自転車店を経営する友人曰く、サイクルポートが子どもの自転車を守る理由になるのは以下の3点。

サイクルポートが必要な3つの理由

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・自転車の盗難防止。</p><p>
・自転車の劣化防止。</p><p>
・自転車の転倒防止。</p><p>
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サイクルポートがあることで盗難防止の可能性が上がる

まず、一つ目の盗難防止ですが、いくら自宅の庭に置いていても自転車は盗られることがあるそうです。

これはデータでもハッキリしていて、警視庁が発表した東京都内での自転車盗難の発生情報(2020年)では、自転車盗難の発生場所は「住宅」が全体の50%を占めているんです。

そして、そのほとんどが道路から近くて人目につきやすく無施錠だったそうです。

そのため「敷地内だから無施錠でも大丈夫だろ」と鷹を括らず、きちんとサイクルポートを設置してその中で自転車とロックすることが必要なんですよね。

サイクルポートが自転車を守る

次に二つ目の劣化防止ですが、屋外は予想を遥かに超えて過酷な環境です。

強い紫外線に直射日光、また黄砂や鉄分を大量に含んだ雨により、屋根のない場所に置き続けられた自転車はすぐにフレームが錆びたり、ギアやブレーキパッドが痛むそうです。(自転車店の友人より)

すると、頻繁にメンテナンスをしなければならなくなり、手間とコストがかかることになりますよね。

そこでもしメンテナンス不足で、子どもがコントロール不能な自転車で事故なんて起こした日にはただでは済まされません。

サイクルポートは自転車を安全に管理できる

三つ目の転倒防止は、自転車が駐輪中に倒れることを防ぐためです。

最初に私が考えていた「自転車をカーポートに停めておく」場合、自転車は思ったより弱い風で簡単に倒れたり飛ばされたりするので、倒れて車に傷を付けることがよくあります。

実は私もその体験者。

カーポートの後ろに止めてあった自転車が倒れて、車がガッツリ傷つきました。(ぴえん)
結構「イッチャッテル」でしょw

こんな転倒を防ぐため、自転車を固定して駐輪できるサイクルポートが必要になります。

このどれも、「確かに言われればその通り」なことばかりですよね。

それもそのはず。

自転車のプロが言っていることなので、疑いようがありません。

自転車のプロがオススメするサイクルポートは以下にまとめてあります。

私は実際に自転車が転けて車が傷付きましたし、特に2つ目の劣化防止の部分では、親としてやらなければならないことなんだと考えて、サイクルポートの設置を決めました。

サイクルポートの選び方

とは言うものの、サイクルポートはそこそこなお値段で場所も必要とします。

そこでサイクルポートをこれから設置しようと思ってる人は、「金額」と「場所(大きさ)」を基準に、購入するサイクルポートを選ぶ方法をオススメします。

お金○場所○

お金も場所もあるよって言う人は、リクシルのサイクリングポートです。

金額は約10万円と高額ですが、台収納できる広さがあるので、自転車の整備のための器具なども問題なく収納できます。

一般的な家庭であれば家族全員の自転車を止めるのに充分なサイズ。

もし家族が大きくなってバイクを置くことになっても問題なし。

設置には工事が必要になりますが、このクラスを買えば一生ものですね。

お金○場所×

都会などで、お金はあるけど場所はないって言う人は、小さめのリクシルです。

コンパクトに収納できて、かつ堅牢なサイクルポートのため、長期間、安心して使用できます。

自転車3〜5台なのでサイズはキチキチにはなりますが、家族全員の自転車を止めることは可能。

こちらも半永久的に使えるサイクルポートです。

お金×場所○

お金がないけど、大きめが欲しいという場合は、サイクルハウスの3台用がオススメです。

材料がポリエチレンになり安価になっていますが、豪雪地帯でなければ問題なし。

ちゃんと雨風から守る耐水性でUVもカットしてくれます。

自転車も3台も収納することができるので、複数設置すれば子どもが多い家庭にピッタリです。

お金×場所×

お金も場所もない、ナイナイ星人のあなたにはサイクルハウスの2台用がベスト。

3台用に比べてコンパクトに設置が可能です。

こちらも雨風から守る耐水性でUVカット仕様。

数十年単位の使用は難しいかもしれませんが、壊れたら買い直すスタイルなら、トータルのコスパは良いかもしれません。

我が家が選択したサイクルポート

我が家は長男が自転車に乗り出したばかりで、サイクルポートの設置場所が決めきれなかったので、まずは「お金×場所○」のサイクルハウス3台用にしました。

高額なサイクルポートは結構高い買い物なので、まずは使用感覚を掴むためのお試しで簡易なものもアリかもしれません。

しかし、やっぱり安いものにはデメリットもあるもんで、事件は起きてしまいました。

詳しくはコチラを。

今回は、「子どもが自転車に乗るようなったら、置き場所をどうしよう」という悩みについて、サイクルポートをオススメする記事でした。

結論としては、サイクルポートは自転車の盗難防止・劣化防止・転倒防止のために必要不可欠なアイテムです。

購入する場合は金額と広さの観点から上記のオススメをチェックしてみてください。

これらのサイクルポートは自転車店経営の友人からもお墨付きをもらっている優秀サイクルポート達ばかりです。

サイクルポートを設置することで得られるもの

もし、あなたがサイクルポートを購入して正しく設置できれば、少なくとも数年間は子どもとのサイクリングライフを安心して楽しめることでしょう。

せっかく買った自転車を盗まれるリスクが格段に減るでしょうし、いつまでも綺麗な自転車に乗り続けられます。

風で倒れて私みたいに車や家が傷付くことも防げます。

もちろん、他の人の車や家を傷つけることもありません。

そして1番大事なのは、子どもが安心して自転車が乗り続けられることですよね。

しかし、サイクルポートを購入しない場合は、自転車の盗難・劣化・転倒というリスクがいつまでも付きまとい、子どもとのサイクルライフを楽しめないかもしれません。

子どもが快適なサイクルライフを楽しめるか否かは、あなたの選択にかかっています。

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