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40歳?50歳?実際は何歳でFIREを実現できるのか?

FIREに挑戦しようと思うけど、実際に何歳になるんだろ?

FIREを考える時に重要なのは「何歳にリタイアするか」の目標を設定することです。

この年齢はリタイアまでの猶予時間とも取れるので、何歳に設定するかでFIREの難易度が変わってきます。

では、何歳がベストなのか?

今回は年代別に確認していきたいと思います。

目次

実は何歳でも可能なFIREは自分で決める!

結論から言えば、FIREは何歳でも可能で、その年齢は自分で決めることができます。

では、年代別では何が必要なのかを考えていきます。

40代FIRE

よくテレビで紹介されているのが、夢のある40代のFIREです。

40代でFIREできた場合は、その後の人生を子育てや趣味に使えることができるため、とても羨ましがられますが、実際に行うのはかなりのハードルになります。

まず、働き出してからFIREまでが20~30年という短さのため、資産形成をかなり短い期間で行う必要がありますよね。

特に、日本では収入は年齢が高くなれば多くなる傾向にあります。

そんな中で、収入が低い若年層時代の収入のみで資産形成するのはかなりの難易度です。

また、リタイア後も平均寿命で30~40年近くあるため、相当の資産を用意しておかないとFIREは不可能でしょう。

年金にいたっては、貰える年齢まで無収入の状態が続き、年金額自体も働いている期間が短いため少なくなります。

ゲームでいえば、very hardモードですね。

しかし、だからと言って不可能ではありません。

例えば、若いうちから本業以外に副収入を得られるように努力したり、積極的な資産運用で、FIREできる可能性は充分にあると思います。

今で言えば、安値のうちにビットコインを積立購入しておくのもアリかもしれません。

はじめから無理だと諦めずに、自分の収支やスキルなどを分析してみることをオススメします。

40代FIRE


本業以外の収入と積極的な資産運用が必要不可欠。

50代FIRE

この年代からはあなたの周りでも実際にFIREした人がチラホラ見えるかもしれません。

50代になれば、準備期間が30~40年ありますよね。

その後の年数は20~30年なので、40代に比べると準備できる金額は3,000万円(300万×10年)増えます。

逆に、取り崩す額は4,000万円(400×10年)減るため、かなり現実味を帯びてきます。

とは言え、実際には50代でリタイアする時には1億円以上の資産形成が必要になります。

加えて、リタイア後の資産運用は低リスクなものに移行すると考えれば、資産運用から得られる利益も少なくなるため、注意が必要です。

また、FIRE後に過ごす時間もまだ30年近くあるので、想定外のことが起きても対処できる備えも用意しておきたいところです。

例えば、『子どもが全員、私立大学に進学する』なんて場合、1人あたり国立に比べて+約200万円必要になります。

参考:らいふのーと

よって、自分の資産運用だけでなく、ジュニアNISAなども賢く利用していく必要があるかもしれませんね。

50代FIRE


インデックス積立投資でも毎月12万円以上の資産運用が必要。

60歳(Early FIRE)

1番現実的なのが、定年の5年程度前にリタイアするEarly FIREです。

もちろん、定年後の生活スタイルを維持できる基礎財力は必要です。

しかし、5年早くFIREするだけなら、単純に2,000万円(400万円×5年)あれば、難しいことを考える事なくFIREが可能ですよね。

また、「たった5年間か」と感じるかも知れませんが、FIRE後には約30年近くあるため、やりたい事をするには十分な時間があると言っていいでしょう。

この場合は年金も近いうちに入ってくるため、その後の生活のための不安材料は少なく、かなり現実的なFIREのプランとなります。

若い頃から、つみたてNISAiDeCoを満額利用して、FIREを目指して資産運用していれば、ほぼ可能と言っても良いと思います。

40代FIRE


つみたてNISAとiDeCoの満額積立だけでも可能。

まとめ

今回は「何歳にFIREが実現できるのか?」という疑問に対して、年代別に考えてみました。

その答えは「FIREの年齢は自分で決める」ということ。

早い年代でリタイアしたい場合には、若い年代から切り詰めた生活で、多くの貯蓄額を用意して、積極的な資産運用をしなくてはいけません。

その代わり、FIRE後の時間的余裕は充分確保することができます。

もちろん、FIREが可能な状況でも仕事を続けられたりと、自分の働く年齢を自分自身で決められるというところも、FIREの素晴らしいところですよね。

もし、あなたがこれからFIREを目指そうとするのであれば、まずはEarly FIREを目指して着実に取り組んでいきましょう!

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