育休を取りたいと思ってるんだけど、会社でそれを言ったらなんて言われるか‥。
なんとか穏便に育休を取る方法ってあるかな?
育休を取りたくても、会社から何か言われるかもしれない、と思って、育休を取ることに躊躇ってしまう父親は少なからずいるはずです。
現在は父親の育休制度は一般的になったので、ほとんどの場合で会社からネガティブな発言はありません。
しかし、育休を取るならスマートに穏便に育休を取った方が、復帰してからも仕事しやすいですよね。
そのため、今回は父親が育休を取る場合のベストな方法について考えてみます。
父親の育休希望の報告するタイミング

結論として、育休取得のベストタイミングは会社への妊娠報告と同じタイミングです。
なぜ、妊娠報告と同じタイミングがベストなのか?
それは報告から育休取得までの時間にあります。
会社は育休取得希望の報告を受けた後は、その穴埋めを真っ先に考えますよね。
育休取得の届出は原則1ヵ月前までと言われていますが、そんなギリギリに言われても、会社としては抜けたあなたのフォロー体制を調整することは難しいですよね。
その点、妊娠報告と同じタイミングで育休を取ることを伝えれば、会社としてもしっかり準備する時間を確保することができます。
具体的なタイミング的には安定期

例えば、一般的に妊娠がわかって安定期に入るのは5ヵ月くらいから。
この辺りなら流産などの発生率も落ち着くため、職場に伝え始める1つのタイミングとしてピッタリです。
そして、そのタイミングで会社に報告しても、育休取得まで5ヵ月は猶予期間があることになります。
5ヵ月もあれば、会社は代役を採用することや業務の分担などの準備もできますよね。
出産の確実性が増して、かつ猶予的にも余裕がある妊娠5〜6ヵ月目が1つの目安になります。
早め早めに行動すれば会社も自分も余裕を持って行動できるからね。
育休を伝える時の大事なポイント
そして、伝えるときの1番重要なポイントは、最初から「育休を1年間取る」と伝えること。
原則、育休は1年間取ることができますが、最初に半年間取ると言って、後からやっぱり1年間というより、1年間と言ってから短くなった方が会社としても調整しやすいですよね。
また、最初から「私は育休を1年間取ります。」とハッキリ言った方が、「あのー、育休をできれば取りたいんですけど‥」と言っている人よりも、育休取得への意思が強く感じられますよね。
もし期間を短くしたければ、その後調整することは容易です。
始めから強い意志で育休を取ることを伝えて!
育休を申し込むときに気をつけるべきこと

そして、育休取得時のよくある問題が、上司の理解が得られないこと。
「奥さんも育休なら旦那の君は1ヵ月でいいでしょ。」なんて事を言ってくる上司もいるそうですが、このような発言にはキッパリと自分の意見を言いましょう。
これであなたの育休については、ビビって今後何も言ってこなくなるずです。
もし、それでも何か言ってくる場合は、セクハラで訴えてやってください。
男だから育休うんぬんなどと性別でどうこう言われるものではないですからね。
そんなことを言う職場なら転職するわ。
我が家の育休取得宣言スケジュール
我が家の次女の育休を取得したときのタイムスケジュールは以下の通りでした。
育休取得タイムスケジュール
- 妊娠2ヵ月目 自主的に引き継ぎ資料の作成を開始
- 妊娠4ヵ月目 直属の上司に妊娠報告と1年間の育休取得希望を伝える
- 妊娠5ヵ月目 総務部に1年間育休取得希望を伝える
- 妊娠6ヵ月目 上司より引き継ぎ資料の作成依頼
- 妊娠7ヵ月目 引き継ぎ資料の完成
- 妊娠9ヵ月目 関係各所に育休の報告と後任の連絡先の通達
我が家の次女の出産は、長男が6歳、長女が3歳ということもあり、確実に私が1年間の育休を取る必要があったので、少し早めに直属の上司に伝えておきました。
伝えるときも相談という形ではなく、我が家の家庭事情を伝えた上で、はっきりと「1年間育休を取ります。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。」と伝えました。
上司とはそれまでに自分の仕事観や家庭についてなどのコミニュケーションをある程度取っていたので、特に問題なくあっさりと終わりました。
まとめ
今回は父親が育休を取る場合に伝えるベストなタイミングから、気を付けることなどをまとめました。
育休を取った後のことも考えると、職場との関係を崩さずに育休を取りたいですよね。
そのためには、あらかじめ自分が育休に入ったことを考えて早めに早めに伝えたり、自分の働き方について素直に伝えておくことが大事です。
とは言え、男性の育休も労働者の権利。
言うべきところ、筋を通すところはバシッと伝えて、1年間の育休をバッチリ取っていきましょう。
通すべき筋さえ通せば大丈夫ですよ。