30歳を過ぎると、「今まで通りに身体な動かずに疲れやすくなり、風邪もなかなか治らない」など、健康に対しての関心が高くなるなります。
また、体型もポッチャリしだして、体重が増える一方に‥。
そんな時に読んで欲しいのが、『「空腹」こそ最強のクスリ』です。
空腹こそ最強のクスリの概要
この書籍は、タイトルどおり空腹こそが体調や体重を管理する最強のクスリと紹介していて、体調のベストコンディションに維持するためには、1日2食かつ16時間は食事しない時間を設けることが必要と訴えます。
カロリー的に食べすぎな現代人

まず著者は現代人は1日3食は食べ過ぎだと言います。
成人が1日に必要なカロリーは1,800〜2,200キロカロリーですが、現代人のほとんどがそれ以上を摂取しがちだす。
例えば、マクドナルドのハンバーガーセットなら軽く1,000キロカロリーを超えるし、ファミレスのメニューもほとんどが800キロカロリー以上‥。
これに間食なんかしてたら、確かに必要カロリー以上を摂っていますよね。
そして、必要以上のカロリー摂取は高血圧や肥満、糖質の摂りすぎを招きま、これらは心筋梗塞や糖尿病に繋がります。
カロリーを適正化するための食べない時間
これらに対応するためには、『食事のカロリーを減らす』『糖質を減らす』など様々な方法がありますが、この本で紹介されているのは『ものを食べない時間を作る』ことです。
ものを食べない時間を作るということはカロリーを抑える以外に、『オートファジー』という機能を働かせることが可能になります。
オートファジーとは、『細胞内の古くなったタンパク質が、新しく作り替えられる』という人間が元来持っていっる機能。
また、ものを食べない時間が10時間を超えたあたりから、体内では軽い飢餓状態になり体内では脂肪の分解が始まります。
つまり、ものを食べない時間を作れば、絶えず働き続けていた内臓を休ませることができ、既に蓄えてしまった脂肪を燃焼させて痩せられるということです。
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ものを食べない時間の作り方

ものを食べない時間は16時間以上作ることがベストだと本には書かれていますが、実際にはどうやってその時間を確保すれば良いのでしょうか?
実行しやすい時間帯は人それぞれですが、1番実行しやすい方法は16時間に睡眠時間を組み込む方法です。
夕飯を18時頃に食べ、翌日の朝食は食べずに、12時に昼食を食べ、その後はまた18時に夕飯を食べる。
このスケージュールなら、夕飯から次の日の昼食まで18時間空けることができます。
もしこの間にどうしてもお腹が空いて我慢ができなくなった場合は、ナッツやヨーグルトやチーズなどの食べても血糖値が大きく上がらないものなら食べても大丈夫です。
もし、平日に16時間のものを食べない時間を作ることが難しいのであれば、土日だけでもオートファジーの効果は表れます。
実際にやってみて‥
私は朝食を抜いて16時間以上食べない時間を作る生活を初めてみたした。
始める前は、「そんなのお腹が空いて死んでしまうわ!」と思っていましたが、案外平気なものでほとんど苦にならなかったです。
3、4日経つとそれが普通になり特に食べたいという衝動は無くなりました。
始める時の体重は76キロだったとこらが、1週間で73キロとスルスル落ちていって、日頃どれだけ余分なカロリーを摂っていたかというのがマジマジと実感することができました。
食べない時間を作る以外にすべきこと

カロリーを抑えるともちろん痩せるんですが、そのままでは筋力の低下も招く可能性もあるので、程よく筋トレを行う必要もあります。
といっても、ジムに通うということではなく、自宅周りのウォーキングやエレベーターを使わず階段を使うなどのできる範囲で構いません。
結局は、楽をしては痩せられないということです。
今回は、空腹こそ最強のクスリを読んで、その概要と実際に実施している私の経過をご紹介しました。
オートファジーは『細胞内の古くなったタンパク質が、新しく作り替えられる』以外にも様々な効果が報告されており、その辺りが詳しく本には書かれていますので、興味がある人はぜひ読んでください。