家計

【必見】学資保険の本当の話

マサです。

「子どもが生まれたら学資保険って必要?」

ひと昔前の決まり文句だった学資保険は、令和になった今もまだまだ現役みたいです。

ソニー生命保険によると、2022年になった今も子どもを大学等へ進学させるための教育資金の準備方法は、40%が学資保険を利用しているようです。

ソニー生命「子どもの教育資金に関する調査2022」より

でも、学資保険って本当に必要なんでしょうか?

目次

子どもに必要なお金

子どもの成長にはお金が必要で、特に大学の授業料は割安の国立でも年間100万円程必要です。

4年制大学に進学する場合には、どれだけ安くても400万円必要になるので、事前に子どもの教育費を準備する必要になってきます。

そして、40%の家庭で学資保険を利用しているようですが、私は学資保険をおすすめしません。

その理由とは?

一般的な資産運用と比べてみる

学資保険の仕組みって簡単に言うと、「学資保険は契約する時に400万円を18年間で積み立てしていけば、返礼率120%なら積立満期時に480万円あげるよ」てなわけです。

もう少し具体的に言うと、「毎月18,518円(400万円÷(18年×12月))を積立していくと18年後に80万円あげるよ」ってことですよね。

でも、ちょっと待ってください。

資産運用をしている人なら、もう気付いているかもしれませんが、毎月18,518円の積立投資を年利5%で複利運用した場合の利益は約256万円にもなるので、学資保険って明らかにパフォーマンスが悪い投資先ですよね。

一部の人達は、「学資保険は将来のために確実にお金を用意する方法だし、学資保険に契約している最中に契約者が亡くなった場合は、返済の義務がなくなるんだよね。」なんて主張をすることがあります。

しかし、ウクライナショクや世界的インフレから物価が高騰しているとおり、ただ円を持っているだけだと資産はどんどん減少していってるんです。

お金の価値は変化する

例えば、毎年1%のインフレ(物価上昇)が18年間続いた場合、100万円の価値は約18%程減少します。

400万円積立れば、480万円貰えると思っていた学資保険も、18年経てば結局384万円(480×0.8)程度の価値にしかならない。

元金補償という言葉は損はしないと勘違いしそうですが、それはあくまで絶対的な数字だけの話。

お金の価値は常に変動するため、学資保険で当初の元金の20%増えたとしても、18年後には最終的に価値は下がっているんです。

ロジカルに考える

ここではあくまで推測の話ですが、現実的なロジカルな話でもあります。

その上で、「学資保険をしていて安心だなぁ」と考えるのか、「ロジカルにインデックスで積み立てよう」と考えるのか‥。

私は自分と子ども達の将来のために後者を選択して、毎月コツコツとLINE証券で積み立てしています。

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今回は学資保険についてでした。

これから学資保険を始めようとする人は、加入して終わりでなく、そのリスクを考えてみてください。

以上。

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