父親の育休

【父親なら言われなくてもできて当然】育休中に父親がすべきこととマインドセットについて

育休を取ろうと思うんだけど、具体的に育休中って何をしたらいいんだろ?

育休を取ろうと思っても、そこから具体的に何をしたらいいかわからないことってありますよね。

それもそのはず。

1人目の子どもの場合は、父親も母親も初めての子どもなので仕方ありません。

また、2人目の子どもの場合でも、「1人目はそんなに子育てしてなかった」的な父親だと、実際に何をしたらいいかわからないものです。

「育休を取ったけど、あんた、何も役にたってないよ‥」なんてママから言われないように、育休中に父親がすべきことをまとめました。

3人の子どもの父親で、次女のときは1年間の育休を取った私がひしひしと身をって感じたことなので、リアリティありありな内容になっています。

ぜひ参考にしてくれると嬉しいです。

育休中のやることは山積み

育休に父親がやるべきことはマジで山積みです。

でも、まずその前に家事育児がどれくらい大変か確認しましょう。

はっきり言って、赤ちゃんがいる家庭の家事育児は普通に仕事をしているときよりもハードワークです。

その理由は全て自分で管理ができないからなんですよね。

一般的な子育てスケジュール

まず、朝は自分の都合でなく赤ちゃんのタイミングで起きます。

ミルクをあげながら、その他家族の朝ごはんの準備。

そこから掃除・買い出し・洗濯をするんですが、赤ちゃんは2~3時間ごとにミルクとお昼寝をしますよね。

家事だけをこなすなら簡単ですが、赤ちゃんと一緒だとタイミングは全て赤ちゃん次第。

全く予定通りには進みません。

そうこうしているうちに夕食やお風呂の準備をして、忙しくしていたら赤ちゃんを寝かしつける時間に突入します。

起きている間に自分の時間はほとんどない状態ですが、夜も赤ちゃんは2~3時間ごとにミルクを飲むため、夜も連続して睡眠はなかなか取れません。

全ては赤ちゃんしだい。

そして、また赤ちゃんのタイミングで起きて1日が始まります。

これが赤ちゃんが6ヵ月くらいまでは休みなく毎日続きます。

土日の休みなく毎日です。

赤ちゃんによってはよく寝る子、手のかからない子もいますが、大体はこんな感じ。

正直、自分のタイミングで食事やトイレなんてものはいけません。

これに加え、行政手続き・ワクチン接種・健診などの様々なイベントも入ってきます。

ガチの子育ては生半可じゃありません。

育休中の父親に求められること

赤ちゃんの子育てのリアルを知ってもらった上で、父親に求められることを考えてみましょう。

まず最低ラインは育児家事の半分以上だと私は思います。

というか、出産して退院後の2週間は全て父親が家事育児をするべきです。

その理由は2つあります。

出産後2週間の家事育児は全て父親がすべき理由

1つは、出産後のママはまだまだ出産のダメージが残っているからです。

出産後は急激なホルモンバランスの変化がありますし、産後約1週間で退院してすぐに家事育児はかなりキツいと思います。

母親は会陰切開や帝王切開などでダメージを負いつつ、出産翌日からは歩き出して1週間足らずで退院して、約4キロの赤ちゃんのお世話を24時間体制で行います。

これを男に言い換えれば、麻酔無しで自分で大腸を引っ張り出してチョッキンと切った後、翌日から歩いて生活しろってのとほぼ同じこと。

あなたはそんな状態で普段の生活ができますか?

ポイント

出産後の母親は満身創痍でボロボロなのを理解する。

最近は産後うつの問題も明らかになっていますよね。

2つ目は、父親の自覚を植え付けるためです。

父親になって言ってはいけないことの1つに「育児を手伝う」ということです。

これは完全に禁句。

なぜなら、子育ては手伝うものではなく、父親母親両者の義務だからです。

手伝うなんて言ってるうちは、父親の自覚はまだなくて意識は種馬レベル。

そんな状態を早く脱するために、最初は育児家事を全て請け負って、子育てというものの本質を体験すべきです。

ポイント

子育てをするのは父親母親関係なく親である自分の使命だと理解する。

本気で、ガチで子育てをすると、その後は子どもが生まれてきて健康に育つことに、家族で幸せで暮らせることに、ただそれだけでも感謝する気持ちが溢れてきます。

それくらい、子育ては大変でも命をかけてするやりがいがあることなんです。

我が家の父親の仕事

我が家の次女のケースだと、妻は出産時に恥骨離開を患って、しばらく歩けなかったので最初の1ヵ月は全て私が受け持ちました。

まず、最初の私の仕事は、出産後の出生届や乳幼児医療費助成の役所へので手続きや妻の職場への報告です。

出産後の母親は大きなダメージを受けているので、外回りの仕事は全て父親の仕事。

これは育休ありなしに関係なく父親の義務ですよね。

また、入院中から長男長女の育児と家事全般です。

幸い、妻は母乳派だったので赤ちゃんのミルクの対応は妻にお願いしましたが、それでも最初の1ヵ月はドタバタと過ぎていきました。

朝5時に起きて家族全員の朝食を用意しつつ、幼稚園の長女のお弁当を作ります。

登校登園組を送り出したら、掃除・洗濯・買い物をしつつ、昼食は簡単に用意。

妻は夜中起きて赤ちゃんに母乳を与えてくれるので仮眠をできるだけ取ってもらいます。

昼からは幼稚園の長女、14時ごろには長男が帰ってくるので、それからは長男長女と遊びながら午後を過ごし、夕方には夕飯を作って家族一緒に食べます。

その後にお風呂に入り、子どもと寝る準備をして一緒に就寝。

もちろん、この1日のスケジュールの間に赤ちゃんが泣いたら抱っこして、眠くなったら寝かしつけ、遊んでるときも目は離せません。

ガチで子育てをしているとこんな感じ。

う見るとオムツを変えるだけでイクメンなんて言ってる人こそ、オムツが取れてない赤ちゃんレベルだと笑えてきますよね。

我が家は1ヵ月を過ぎたころから妻の恥骨離開もある程度落ち着いてきたので、徐々に私と妻の2人体制にシフトしました。

この1ヵ月は本当に大変でしたが、ガチの子育てというものがどんなものか体験できて、とても良い経験でした。

父親母親でなく1人の親としてすべきこと

今回は育休中の父親がすべきことに私の経験から考えてみました。

本当は育休中にすべきこと、なんて言い方せずに、父親が子どもの親として果たす役割を自主的に考えて行動するのが一番なんですよね。

しかし、本当の意味での子育てをしている父親が少なく、育休を本格的に取っている父親もまだまだ少ないのが現状だと思います。

なので、まずはパートナーと子育てについてしっかり話し合ってみてください。

母親の中には育児にこだわりがあるけど、家事は任せたい、みたいな考えて方の人もいると思います。

全てはケースバイケース。

家庭によって様々だと思います。

じっくり話し合った上で、産後のママを守りながら、本当の子育てをする父親として責任を果たすには何をすればいいか考えましょう。

ポイント

基本的に父親の果たすべき役割の最低ラインは家庭の家事育児の半分。

「あんたは育休を取っただけ・・」とママに言われないように気をつけてね。

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